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民間療法?
痛風に効く温泉

泉質によってさまざまな効能効果が得られるとされる温泉。

では、痛風に効く温泉というのもあるのでしょうか…?

ここでは、痛風予防や改善に良いと言われている泉質の紹介にくわえ、ぜひおすすめしたい温泉もピックアップして紹介しています!

また、“温泉水を飲むこと”についても解説しているので気になる人はぜひ読んでみてくださいね。

温泉の効果効能まとめ

まずは以下に、痛風に効果があると言われている泉質をリサーチし、一覧にしてみました。

  • 放射能泉(ラジウム泉)…湯はほぼ無色透明。循環器障害や糖尿病、神経痛などにも効能を発揮すると言われ、「万病の湯」とも呼ばれています。また、尿の排泄を促す効能もあることから「痛風の湯」という呼ばれ方もされています。
  • 二酸化炭素泉(炭酸泉)…二酸化炭素(炭酸ガス)を含む温泉です。湯に浸かると気泡が体に付くのが特徴で、これが炭酸ガス。皮膚から吸収され、血圧を下げるなどの効果を発揮します。
  • 硫酸塩泉…カルシウム、マグネシウム、ナトリウムといった成分が多く含まれる温泉です。「傷の湯」という呼ばれ方をすることもあります。
  • 硫黄泉(硫黄温泉)…硫黄分が豊富に含まれている温泉で、独特の硫黄臭が漂います。

痛風なら一度は行きたい温泉地はココ

痛風の人におすすめできる温泉宿・温泉施設を5つピックアップしてみました!

興味のある人は、一度足を運んでみるのも良いかもしれませんね。

新松葉旅館(福島県飯坂町)

お風呂は全5箇所。源泉100%のかけ流しで、露天風呂と大理石風呂など3箇所が貸切可能です。

【泉質】単純温泉

【効能】神経痛リュウマチ/肝臓病胆のう/高血圧脳卒中/外傷骨折火傷/痔/婦人病/病後回復ストレス解消/運動機能障害/関節痛/筋肉痛/五十肩/消化器/神経痛/創傷/打ち身/痛風/動脈硬化/冷え性

【住所】福島県福島市飯坂町湯野字切湯ノ上2

【アクセス】福島交通飯坂線「飯坂温泉駅」より徒歩約4分

【送迎】あり(事前連絡要)

【料金】4,600~11,800円

檜香る貸切露天風呂 湯宿温泉 太陽館(群馬県みなかみ町)

豊富な湯量と泉質が自慢。24時間入浴可能な内湯と湯宿温泉唯一の総檜露天風呂があります。

【泉質】硫酸塩泉

【効能】神経痛リュウマチ/高血圧脳卒中/外傷骨折火傷/痔/婦人病/病後回復ストレス解消/筋肉痛/五十肩/神経痛/創傷/痛風/動脈硬化/冷え性

【住所】群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2384

【アクセス】JR上越新幹線「上毛高原駅」からタクシーで約15分

【送迎】なし

【料金】5,184~17,604円(消費税込)

懐石と炉ばたの宿吉弥(長野県阿智村)

天然温泉。ツルツルとして気持ち良い内風呂と、庭園があり山並みも望める開放感いっぱいの露天風呂が魅力。

【泉質】硫黄泉

【効能】神経痛リュウマチ/痔/婦人病/糖尿肥満/病後回復ストレス解消/運動機能障害/関節痛/筋肉痛/五十肩/神経痛/打ち身/痛風/冷え性

【住所】長野県下伊那郡阿智村智里503‐2

【アクセス】JR飯田線「飯田駅」→バス昼神温泉年金センター行き約30分「網掛山」下車徒歩約1分

【送迎】あり(事前連絡要)

【料金】11,600~39,880円(消費税込)

旅館大村屋(佐賀県嬉野町)

天保元年の創業。嬉野で最も歴史が長い温泉宿。川沿いの落ち着いた時間が流れており、4タイプの源泉貸切り風呂も人気!

【泉質】炭酸水素塩泉

【効能】神経痛リュウマチ/外傷骨折火傷/筋肉痛/消化器/神経痛/創傷/痛風/冷え性

【住所】佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙848

【アクセス】JR佐世保線「武雄温泉駅」下車→JRバス嬉野温泉行き約25分「嬉野温泉バスセンター」下車徒歩約5分

【送迎】なし

【料金】6,480~60,480円(消費税込)

飲む?温泉水(炭酸水素塩泉)

実は、痛風の場合、温泉は「入浴」より「飲用」した方が効果が高いと言われています。

痛風を引き起こすきっかけとなるのは体内に尿酸が溜まってしまうことですね。その尿酸の排出を促進してくれる放射能泉などを直接飲用することで、尿酸値が下がり、痛風を予防・改善できる効果が高まると言います。

これを、「飲泉」と言うそうです。

気になる飲み方ですが、飲泉が可能な施設では必ず温泉適応表などに「飲泉する場合の適量」が記載されているので、それに従いましょう。また、湯船の温泉は絶対に飲まないこと。源泉投入口や専用の源泉飲泉場所にコップが置かれているはずなので、そのコップを使って新鮮な源泉を飲みましょう。

まとめ

温泉に入るなら炎症が治まってから!

痛風に効果があるとされる温泉について紹介してきましたが、1つ覚えておきたいことがあります。

それは、痛風の発作が出ているときには温泉に入ってはいけないということです。

発作や炎症がある時に患部を温めてしまうと、症状が悪化する可能性があるのです。

そのため、温泉療法を取り入れるなら、痛風発作の症状が治まって炎症が落ち着いてからにしましょう。医師に相談すると尚安心です。