尿酸値下げるTOP » 【医師監修】注目されている尿酸値を下げる成分 » ビタミンCの尿酸値を下げる効果とは?わかりやすく解説します

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ビタミンCって
どんな成分?

尿酸値を下げる働きを持つビタミンCについて、くわしく紹介しています。


ビタミンCは我々の生活においてとても身近な存在。飲料や食材などでも手軽に摂取できる成分のひとつです。そのビタミンCに尿酸値を下げる期待が持てるというのは嬉しい情報!このページではビタミンCに期待できる主な効果や具体的な尿酸値への作用などをリサーチしています。

ビタミンCとは?

ビタミンCは水溶性のビタミン。白色をしていてニオイはなく、酸味を持っています。

多くの動物はビタミンCを体内で生成する仕組みを備えているのですが、モルモットや猿、そして私たち人間は、自分自身の体内でビタミンCを生成することができません。そのため、日々の食事などからビタミンCをしっかりと摂取する必要があります

ビタミンCは水に溶けやすい性質があり、熱や空気、アルカリなどによって破壊されやすいのも特徴です。そのため、調理法次第で半減してしまうことも多く、さらに体内での消費も激しい成分のため、毎日十分に摂取したい栄養素の1つです。

ビタミンCに期待できる効果

  • ビタミンCに備わっている「抗酸化力」は、活性酸素が増えるのを抑制し、老化を防いでくれます。活性酵素が増えることから、疾病予防にも役立つのではないかと考えられています。
  • ビタミンCには、免疫力をアップさせる働きがあります。そのため、風邪をひきにくくする効果や、風邪をひいてしまったときに治りを早くする効果などが期待できます。
  • ビタミンCは、あらゆるビタミンの中でも美容効果においても期待できる成分です。まず、チロシナーゼの働きを阻害することによってメラニン色素の沈着(シミ)を防いでくれます。つまり、美白効果が期待できます。さらに、コラーゲンの合成をサポートする作用があるため、肌のシワを防いだり、また傷や火傷の治りも良くしてくれます。
  • 貧血は鉄分が不足することによって起こるケースがほとんどであり、貧血を防ぐには鉄分を摂ることが重要となります。しかし、鉄分は吸収されづらい性質を持っており、効率的に摂取するのが難しい成分です。そこで活躍するのがビタミンC。ビタミンCは鉄を吸収しやすい形に変化させる働きを持っているため、鉄分の吸収率を高めてくれ、貧血の予防にも効果を発揮するのです。

尿酸値に対するビタミンCの働き

ビタミンCは、尿酸を腎臓から尿へと排泄する働きが期待できます

そのため、ビタミンCを摂取することで尿からの尿酸排泄がされやすくなり、結果的に尿酸値を下げることにつながるのではないかと考えられています。

ビタミンCが含まれる食材

以下に、ビタミンCが含まれている主な食品をピックアップしてみました。ジャンル別にまとめています。

【野菜類】

  • 赤ピーマン
  • 黄ピーマン
  • 菜の花
  • 芽キャベツ
  • カリフラワー
  • キャベツ
  • にがうり
  • ジャガイモ
  • ほうれん草
  • サツマイモ
  • ちんげん菜

【フルーツ類】

  • アセロラ
  • グァバ
  • キウイ
  • いちご
  • レモン
  • はっさく
  • ぽんかん
  • いよかん
  • ネーブル
  • パイナップル

【その他】

  • 緑茶

など

このように、ビタミンCはさまざまな食品に含まれています。

ただ、毎日の食事から摂取できるビタミンCの量には限界があるので、効率的に摂取したいのであればサプリメントの飲用をおすすめします