尿酸値が高い場合は内科でいいの?
尿酸値が高いと言われた場合は、内科の病院を受診しましょう。大学病院のような大きな病院でなくても大丈夫です。近所のかかりつけ医院でも十分対処してくれるので、まずは相談に行ってみましょう。
また、病院によっては痛風外来を用意しているところもあるようなので、専門的にしっかり診てもらいたい、かかりつけ医院で治療がなかなか進まない…、といった場合には、おすすめです。
ちなみに、「痛風らしき発作が起きたけれど、初めてのことなのでこの痛みが本当に痛風かどうか分からない…」といったケースもあるでしょう。そういう場合には、整形外科を受診するのがおすすめです。痛風による痛みなのに骨折だと勘違いして整形外科に駆け込む…という人が結構いるようで、整形外科の医師は痛風の症例に慣れていることが多いのです。ぜひ覚えておきましょう。
通院の可能性は?
その病院の方針や、どの程度の高尿酸血症なのか?症状は実際に出ているのか?といった体の状態によっても治療方法は変わってくると思いますが、通院が必要になるケースももちろんあるでしょう。
軽くみていると他の生活習慣病を併発するリスクもある高尿酸血症なので、医師の判断に従って、適切な治療を進めていきましょう。
また、通院をすることになった場合に大事となるのが、根気よく通うことです。処方された薬を勝手にやめてしまったり、支持されたとおりに受診をしなかったり…というようなことをしていては、良くなるものも良くなりません。ツラい痛風や大きな病気の発症を防ぐためにも、素人の自己判断はくれぐれも避け、医師を信頼して根気よく治療をしていきましょうね!
何日くらいで効果を実感できるのか?
痛風発作に関しては、病院で薬をもらえば数日でおさまることがほとんどです。服用期間も、長くて1週間程度でしょう。
その後、痛みがおさまったら尿酸値を下げる治療に入りますが、これに関しては状態を見ながら少しずつ続けることになるので、すぐに終わるわけではありません。一定のスパンで通院をしながら、だいたい2ヶ月程度の投薬と食事療法で徐々に尿酸値を下げていきます。
もちろん、その人の生活習慣や食事の改善具合、体質などによっても違ってくるとは思うので、あくまでも参考期間です。
どんな薬が処方されるのか?
尿酸は、プリン体を元に作られて体外に排泄されます。その働きをサポートする尿酸降下薬には、作用の違いによって「尿酸排泄促進薬」と「尿酸生成抑制薬」の2つがあります。
尿酸排泄促進薬は、腎臓に働きかけて尿酸が尿中に排泄されるのを促してくれる薬です。
一方で尿酸生成抑制薬は、主に、肝臓でプリン体が尿酸に分解されるのを抑制してくれます。
この2つの尿酸降下薬を医師の判断により用いて、尿酸を下げる治療を行なっていくわけです。

痛みがあるならまずはお医者さんへ。
通院が難しいなら最後の頼みは…
ここまで、尿酸値を下げるための治療や薬の詳細について、解説してきました。
尿酸値が高いと指摘され、かつ痛みが発症していて、なおかつすぐに改善が難しい人は、今すぐ病院で受診をしましょう。
ただ、通院というハードルは高く、なかなか超えられない…という人も多いことでしょう。そんな人は、生活習慣をできるだけ改善する心がけと、手軽に摂取できる「尿酸値を下げる成分」を積極的に取り入れることがおすすめです。
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