知りたい!そもそも尿酸とは?
尿酸は、「プリン体」というエネルギー物質が体内で分解された時に発生する老廃物です。
意外なことに、体内には常に存在していて、「産生(作られる量)」と「排泄(排出される量)」のバランスによって、血中濃度(血液中の尿酸量)が一定に保たれています。
しかし!!日頃の不摂生や肥満、他の病気などが要因となって、絶妙なバランスを保っていた「産生」と「排泄」のバランスが崩れてしまうと…血液中の尿酸値はグングン上昇。
放っておくと、尿酸値が規定を超え、高尿酸血症となって痛風を発症するリスクが高まるのです。
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みんながよく口にする「プリン体」と「尿酸」の関係
意外と知らない人が多い、プリン体と尿酸の違いや関係性について分かりやすく解説しているほか、「プリン体ってやっぱり気にした方がいいの…?」という疑問についても丁寧にお答えしています。
また、尿酸値を上げないようにするためにぜひ知っておきたい、"プリン体との上手な付き合い方"についても紹介しています。
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尿酸値が高くなる
原因とは痛風を発症する人のほとんど(9割程度)が男性である…という事実について解説しているほか、肥満にも注意が必要なことを紹介。なぜ肥満が尿酸値(痛風)にとってキケンなのかも、しっかりと説明しています。
さらに、遺伝による痛風発症が全体の2割程度を占めていると言われていることについても、くわしく解説していきます。
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低くてもNG。ちょうどよい、かっこいい尿酸値
尿酸値が高い場合の、具体的な数値の見方(基準値の考え方など)を紹介。
また、高い数値だけに目がいきがちですが、実は尿酸値が基準より低いことにも、腎障害や尿路結石といった病気の発症リスクが潜んでいることを解説しています。
さらに、ちょうどいい尿酸値の目安についても、くわしく説明しています。
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気をつけるべき
高尿酸血症とは尿酸値が高いとよく出てくるキーワード、「高尿酸血症」について調べています。
高尿酸血症とはどんな状態を指すのか?といった基本的な知識から、高尿酸血症を放置しているとどんな危険性があるのか?治療・対策はどんなものがあるのか?といったことまで徹底解説。
また、「高尿酸血症予備軍のセルフチェック」ができるシートも載せています。
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関節炎だけじゃない。
腎臓にも注意尿酸値が高くなると、痛風発作以外にも痛風腎や慢性腎臓病、尿路結石といった病気につながるリスクがあること。さらに尿酸値が低過ぎても腎臓に影響を及ぼすことを紹介しています。
また、軽度の高値・低値でも腎機能低下に関連するため、より狭い範囲内で尿酸値を正常にキープすることが重要であることをくわしく解説しています。
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尿酸値にとって「メタボは
NG!」の本当の理由メタボリックシンドロームが具体的にどのような状態を指し、どのような病気を発症するリスクがあるのかを紹介。また、高尿酸血症の人はメタボの可能性があり、反対にメタボの人も高尿酸血症の可能性があることを解説しています。
さらに、生活習慣病と尿酸値の関係についても、くわしく説明しています。
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江戸時代の人は尿酸値が
高くなかったワケ実は、痛風という病気がここまで一般的になったのはつい近年のことで、昔はかなり稀な病気と認識されていたことについて紹介。「ぜいたく病」や「帝王病」などの呼ばれ方をしていたことなども解説しています。
また、昔と現代の生活の違いなどを振り返りつつ、なぜ昔の人は尿酸値が高くなかったのかを考えていきます。
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タバコを吸っている
人のほうが…男性においてはタバコを吸う人のほうが尿酸値が上がりにくい、という報告がされていることについて、くわしく調べています。
また、タバコを吸うことによる健康リスクについて紹介しているほか、喫煙×飲酒のセットが、ガンの発症率をアップさせるという説があることについてもくわしく解説しています。
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「魚卵にはプリン体は多い」は本当か?
「魚卵にはプリン体が多い」との噂もありますが、実際に含有量を計測してみると、イメージするほどプリン体の量は多くはありません。特にイクラのプリン体含有量は、ごくわずかです。
ここでは、各種の魚卵に含まれているプリン体の量をご紹介します。加えて、魚卵にプリン体が多いと噂されるに至った理由についても、資料を基に考察していきます。
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尿酸値を下げるには水分がポイント
尿酸は尿と一緒に排出されるので、尿の量を増やすことで余分な尿酸の排出を促し、尿酸値の改善にもつながります。尿の量を増やすため、水分摂取は重要なポイントです。ここでは水分摂取の重要性や適切な方法をご紹介します。適切な量の水分を体内に取り入れ、尿酸値を改善するための方法や注意点などをチェックしてみましょう。
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尿酸値を下げるにはダイエットが効果的
尿酸値が気になる人は、ダイエットを考えてみましょう。ダイエットは尿酸値を抑えるだけでなく、さまざまな健康に良い効果が期待できます。ただし、やり方を間違えると逆効果となることもあるため、正しい方法を知ることが大切です。