ウコンにプラスして尿酸値を下げる成分
がいい理由
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ウコンに含まれる「クルクミン」がカギ!
ウコンは、お酒を飲む人の弱った肝臓に働きかける…という効果が一般的に知られていますが、実は、痛風の予防にも効果が期待できるそうです。ウコンの中に含まれている「クルクミン」という物質が、痛風の元となる尿酸値を下げる働きをしてくれるといいます。さらに、クルクミンは気になるコレステロール値を下げる作用も持っているそうです!肝臓にも尿酸にも働きかけてくれる一石二鳥のウコン、お酒を飲む人には欠かせないお供といえそうですね。
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尿酸の産生と排泄に効果的なアンセリンに注目!
尿酸値を下げる成分として、ここではアンセリンに注目してみましょう。アンセリンは、「ヒポキサンチンホスホリボシルトランスフェラーゼ」(別名:再利用酵素)の量を増やす作用によって、プリン体が分解され尿酸になる前に再度プリン体へと戻すことができ、このことが尿酸の過剰産生抑制につながります。
また、尿酸値が高い男性にアンセリンを4週間ほど摂取するテストを行ったところ、実際に尿酸値が下がることも証明されています。このようなことも踏まえて、尿酸値においては見逃せない成分のひとつであると言えるでしょう。
夫が膝関節の激痛を訴えたため病院に行ったら、痛風と診断されました。そこで、私がたまたま見つけたアンセリンのサプリを購入。すると、飲み始めて1週間ほどであんなに辛そうだった痛みが治まり、普通に歩けるようになりました。今では必需品です! -
尿酸を排泄しやすくしてくれるのもポイント
アンセリンは、乳酸を代謝する「LDH」という物質の量を増やし、体内で発生する乳酸の代謝を促進することによって尿酸排泄をしやすくしてくれます。お酒の飲み過ぎや疲労で乳酸が溜まると尿酸が排泄されにくくなるので、ぜひ飲酒のお供におすすめです!
ここではアンセリンに注目しましたが、他にも科学的根拠のある成分として、キトサン、クエン酸、発酵大麦エキス、菊花ポリフェノールなどがあります。それぞれの特徴を理解して、仲良くお酒と付き合っていきたいものですね。
尿酸値:7という検査結果をもらい、指の関節がたまに痛くなったりしていたのですが、薬にはまだ頼りたくなかったのでアンセリンサプリを愛用。自分の場合、4日ほど服用を続けると不快感が解消されます。確実に効いていると思うので、お酒を止められない自分には必須アイテムですね!
他にもおすすめの方法
楽しくお酒を飲みながらも尿酸値を下げて痛風を予防するためのアイデアとして、ウコンにプラスして尿酸値を下げる成分をおすすめしてきました。
このサイトでは、他にもゲームが好きな人、登山が好きな人、音楽が好きな人など趣味別におすすめしたい痛風予防アイデアを紹介しているので、「自分の趣味に当てはまる!」という人は、ぜひそちらも併せてチェックしてみてくださいね。「趣味がないんだけれど…」という人のためのアイデアも紹介していますよ!
ビールより酒量に気をつけることが大切
痛風や尿酸値の高さを気にしている人は、プリン体の多いビールを避ける人が多く見られます。確かにプリン体は尿酸を増やす働きがあり、尿酸値の高い人にとってはリスクです。しかし、実際に痛風予防をするならば、ビールだけを控えるよりも酒量をトータルで減らすことが大切となります。ビールだけを避けていても、アルコールそのものに尿酸値を上げる作用があるため、ビールを飲まないだけで痛風予防になるわけではありません。
ビールを控えるのは間違いではない
痛風を予防したい人、尿酸値を下げたい人にとって、アルコールはリスクに繋がります。そのためお酒全体を控える必要があり、もちろんビールも例外ではありません。プリン体は尿酸のもとになる物質なので、それを多く含んでいるビールを避けることで、尿酸を増やすリスクを抑える効果は期待できます。決してビールを控えなくて良いということではありません。ある実験で、ビールを飲んで3~4時間後に尿酸値が最大30%上がったという報告もあるようです。
ビール以外のアルコールの影響
ビール以外のアルコールも、尿酸値を上げるリスクがあります。そのメカニズムは、アルコールを摂取することで発生する成分が、体内で尿酸の産出を促進し、排出を抑えることが関係しているようです。アルコールで問題視されているのは、肝臓でアルコールを分解するときに生成される、乳酸の存在。乳酸は、腎臓が尿酸を排出する働きを低下させる物質です。また、アルコールを摂取すると、エネルギー物質であるATPを分解して、尿酸の生成を促進します。アルコールの分解に水分が使われさらに脱水も進み、尿量が少なくなって尿酸が溜まりやすくなるのです。
適切なお酒の量をチェック
アルコールを減らすことは必要ですが、お酒を飲むこと自体が禁止ということではありません。適切な量に抑えて尿酸値をコントロールしていくことが大切です。基本は、お酒の適量を知り、それを守って週2回はお酒を飲まない休肝日を設けます。断酒をしてストレスになるくらいなら、程よく飲む方がおすすめです。痛風はストレスに深く関係があり、ストレスを感じると自律神経が乱れて尿酸の産出が増え、排出が低下すると考えられています。適量はアルコールの量で考え、日本酒であれば1合、ビールなら中瓶1本が目安です。
飲み会続きのお酒の飲み方を工夫
尿酸値を気にしてアルコールを控えている人にとって、飲み会参加はつらいものです。参加しなければいけない飲み会が続くシーズンには、飲み方を工夫して上手に楽しみましょう。意外と食事などは気にしなくて良い面もあり、楽しむこともできそうです。気にすべきポイントを絞り込んで、より快適に飲み会を楽しみましょう。
お酒は炭酸割でお水を飲みながら
飲み会の席では、アルコールは欠かせませんし、楽しく飲んでいる席で自分だけが飲まないのもさみしいもの。お酒を我慢してストレスをためるのではなく、より良い飲み方をして、飲みすぎを自然に止められるようにしましょう。お酒を飲むときには、できるだけ炭酸で割ったメニューを選んで、お水も一緒に摂り、お水を飲みながらお酒を飲みましょう。こうすることで炭酸がお腹を一杯にしてくれて、飲みすぎを防げます。また、体内でアルコールを分解するときには水が必要です。そのため、お酒を飲むときには飲んだアルコールと同量程度の水を飲みます。
食べ物は好きなものを少しずつ
基本的に食べ物は食べ過ぎず、カロリーカットを目指します。好きなものを少しずつ、ワンプレートに収まる程度に抑えるようにすると、楽しみながらカロリーオフも可能です。できれば魚卵系や脂質は避けて、高たんぱくな食材を選びます。飲みの席では、わかめやひじきなどの海藻類や、里芋、さつまいも、ごぼうなどの根菜類が特におすすめです。尿酸の排出を助ける働きがあるので、尿酸やプリン体が気になる人もも安心して食べられそうです。
食事は過度に気にしなくても良いが・・・
高尿酸値の人は、飲み会や食事でのプリン体摂取量が気になるもの。実は食事のプリン体はそこまで気にし過ぎなくても大丈夫です。プリン体は飲食で摂取するだけでなく体内でも作られています。食事で体内に入るプリン体の比率は、全体のプリン体の2~3割程度であり、尿酸値に大きな影響は与えにくいと考えられているのです。ただし、高尿酸血症の人の中には、プリン体の過剰摂取で高尿酸血症が悪化する人もいるため、一概に問題がないとは言えません。
お酒好きは尿酸値を上げにくい工夫を
アルコールやビールは尿酸値に大きく影響します。そのため、尿酸値を上げないようにするには、飲み方や適量に注意が必要です。ただし、アルコールの中にも尿酸値を上げないものがあったり、お酒以外の面でも注意が必要だったりと、ただ単にお酒の量を減らすだけでなく、上手に工夫をしたいものです。
ワインは尿酸値を上げにくい
アルコール飲料は尿酸値を上げるリスクがあり、ビールはプリン体を増やすなどと言われてきました。しかしアルコールの中には、反対に尿酸値を上げにくいタイプのものもあります。そこに着目することで、もっとお酒を楽しみやすくなりそうです。お酒と痛風発症リスクとの関係を調査した研究では、ワインはその関係が認められませんでした。他のお酒の発症リスクと比較するとスピリッツは1.2倍、最も高かったのがビールの1.5倍です。
肥満改善を第一に
痛風や高尿酸はアルコールの摂取が大きく関係しており、お酒の量を守ったり、お酒を飲まない休肝日を設けたりすることも大切です。しかし、アルコールだけでなく肥満も痛風や高尿酸の原因となっているので、肥満の改善も欠かせません。肥満と高尿酸は深いつながりがあり、肥満の人の約7割が高尿酸血症にもなるというデータもあるほど。肥満も気になる人は、お酒の席だけでなく、日ごろから食事に注意をしましょう。外食では丼ものではなく定食を選び、野菜や乳製品を意識して摂取することがポイントです。
食生活や他の飲み物でも改善を
飲酒は痛風のリスクに関係していますが、それ以外の原因も大きくかかわっており、生活の中でいろいろな工夫をしていくことも大切です。食生活では野菜を中心にして、水分摂取を積極的に行うと良いでしょう。いつもの倍くらいの水分を摂るようにすると尿酸を排出しやすくなります。また、アメリカでコーヒーは痛風発症のリスクを抑えるという研究結果があり、コーヒー好きは意識的に飲むのも良いかも知れません。日々の地道な努力でコツコツと予防をして、健康で快適な生活を維持しましょう。