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焼き鳥は
レバーよりモモ

居酒屋に行ったら定番で注文するメニューの1つが焼き鳥ですよね。嫌いな人はいないと言っても過言ではない、皆に愛されている人気メニューだと思います。

そんな焼き鳥を注文する際に、尿酸値や痛風が気になる人が注意すべきポイントはあるのでしょうか…?

焼き鳥の「レバー」は要注意メニュー!

プリン体を多く含む食材としておなじみなのが肉や魚ですが、肝臓の部位である「レバー」はとくにプリン体を多く含む食材として知られています。

中でも鶏のレバーはダントツでプリン体が多く、なんと100gあたり300mg~という数値が出されています。また豚のレバーや牛のレバーも、鶏には及ばないまでも100gあたり200~300mgとかなり多いプリン体含有量となっており、レバー全体が尿酸値上昇に影響を及ぼす食材であることが分かります。

高たんぱくで低脂質、ミネラルやビタミンが豊富…と栄養価の高い優秀食品・レバーではありますが、尿酸値や痛風が気になる人にとっては、ちょっと注意が必要なようです。

焼き鳥の中では「モモ」や「カワ」がまだ安心?

そもそも焼き鳥自体がプリン体多めのメニューなので尿酸値や痛風が気になっている人におすすめはできませんが、中でもまだプリン体が少なめなものを挙げるのであれば「もも」でしょう。また、「かわ」も比較的プリン体は少ないようです。

以下に、居酒屋に置いてある定番の焼き鳥メニュー6つをピックアップし、それぞれのプリン体含有量をリサーチして一覧にしてみました!

【焼き鳥のメニュー別 プリン体含有量】

  • 砂肝…142mg/100g
  • レバー…312mg/100g
  • カワ…119mg/100g
  • モモ…122mg/100g
  • ササミ…153mg/100g
  • 手羽…137mg/100g

さて、いかがでしょうか?

上でも解説したように、レバーのプリン体含有量が飛び抜けて多い結果となりましたね。他の部位の2倍以上もプリン体を含んでいます…。

そして、逆にプリン体が少ない結果となったのは、やはり「カワ」と「モモ」です。尿酸値や痛風が気になっている人が居酒屋で焼き鳥を注文するのなら、この2つが良いと言えるでしょう。

しかし、いくら他の部位よりプリン体が少なめだからと言って、たくさん食べていいわけではもちろんありません。肉自体が、他の食材と比べてプリン体もカロリーも多い食材であることに違いはないので、なるべくなら控えめにしましょうね。

ちなみに、焼き鳥大好きな人がまったく食べまいと我慢するのはストレスの元になりかねません。実はそのストレスも痛風を引き起こす要因となる可能性があるので(溜まったストレスによってホルモンの分泌が変化することで、尿酸が腎臓から排泄されにくくなると言われています。)、食事制限やメニュー選びは“ストレスが溜まらない程度に”上手に行なっていきましょう。“ほどほどに”という感覚を忘れず、賢く楽しく痛風対策を実践してみてくださいね。

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