尿酸値下げるTOP » 尿酸値を下げる注目成分とその効果を解説

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注目されている尿酸値を下げる成分

まず、尿酸値は遺伝的要因と環境要因で上昇します。尿酸値の高い方の多くで遺伝的要因がかかわっていますが、環境要因(食事や飲酒、生活習慣、ストレスなど)も大きく影響しています。

そして、尿酸値を下げるために最も重要となるのが、尿酸の「産生」と「排泄」のバランス。この2つが正常運転していれば、尿酸値が異常に高くなることはありません

ここでは、尿酸の産生・排泄のバランスを整えてくれる成分(産生を抑制してくれる成分、排泄を促進してくれる成分)について特集していきたいと思います!

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臨床試験結果を
詳しくチェック!!

では、ここでは上記5つの成分のうち、尿酸値が下がったことを証明する論文データを確認していきましょう。

実際にデータがある5つの成分について、臨床試験データの試験方法と結果を紹介していきます。

  • 尿酸値の高い成人男性を2グループに分け、それぞれアンセリン(50mg/日含有)とプラセボ(偽薬)を4週間摂取してもらった結果、アンセリン摂取のグループでは、摂取2週間目から尿酸値が下がる傾向がみられた。さらに摂取終了後2週間で、摂取前と比べて尿酸値の有意な降下が確認できた。

  • キトサン
    キトサン臨床データ
    参照:「高尿酸血症又は痛風の予防又は改善剤」/小林製薬株式会社/特開2001-316272
    (4頁目【0026】~【0036】)

    痛風リスクがある、血清尿酸値7.0mg/dl以上の男性9名に対し、1日あたり約2gのキトサンを4週間にわたって摂取してもらったところ、平均で0.48mg/dlの低下を確認。
    さらに、摂取前尿酸値が7.5 ml/dlを超える9名中6名においては0.78 mg/dl、摂取前尿酸値が9.0 ml/dlを超える9名中2名においては1.15 mg/dlの低下が証明された。

  • 痛風や高尿酸血症などの高尿酸血症に対し、比較試験を行なったところ、酸性に傾いていた尿が改善されていった。クエン酸カリウム、クエン酸ナトリウム配合製剤を1日あたり6錠経口投与したところ、改善効果の有効率は90%を超える高い数値を出した。

  • 尿酸値6.0~7.9mg/dLの被験者に発芽大麦エキスを12週間にわたって摂取してもらい、血清尿酸値の推移を調べたあるデータによると、摂取から8週目には有意な下降がみられた。また、腎臓における血液から尿への尿素排泄能力(尿酸クリアランス)は12週間後に有意に高まった。

  • 尿酸値が高めの男性7名に、プリン体含有食品と同時に菊花ポリフェノールまたはプラセボ(偽薬)を摂取してもらったところ、菊花ポリフェノールを摂取することで、尿酸値の上昇を抑えられることが明らかとなった。

いろいろな成分を一緒に摂るのが効果的

どうしてもお酒をやめるのが難しい…、どうしてもあふれ出す食欲がおさまらない…、どうしても運動はしたくない…、でも尿酸値は下げたい!ときには、その成分をきちんと調べてみるべきです。

酵素なら、生きている酵素をきちんと選ぶ必要があります。酵素は熱に弱いため、加熱処理などが加わっていると体内で作用しないケースなどがあります。成分について調べた上で、自分に合った成分を摂取して尿酸値を改善していきましょう。

各成分の摂取方法は?

これら尿酸値の下降に役立つ成分は、食品から摂取できるものもあれば、食品からはなかなか摂取しにくいものもあります。
また、食品から摂取はできるものの、その食品にプリン体も多く含まれているため積極的に摂るのは難しい…といったケースも少なくありません。

そのため、最もおすすめなのは、これらの成分を抽出したサプリメントを飲用することです。サプリメントであれば、プリン体を摂取することなく、尿酸値下降に有効な成分だけを効率よく摂取できます。

いろいろな成分を一緒に摂るのが効果的

どうしてもお酒をやめるのが難しい…、どうしてもあふれ出す食欲がおさまらない…、どうしても運動はしたくない…、でも尿酸値は下げたい!ときには、いろいろな成分が配合されているサプリメントを飲用しましょう

サプリを活用すると決めたのであれば、しっかり成分をチェックして、効果が証明されている成分が含まれているものを選ぶことをお忘れなく。

臨床データのある成分一覧

  • 酵素

    酵素は野菜や穀類、発酵食品などの食品に含まれています。特に日本には味噌や納豆といった、伝統的な発酵食品が多く存在していました。ただ、現代の食生活では酵素が摂りづらくなっているとされています。

    尿酸への効果としては、ラットを使用した臨床実験で尿酸値を有意に下げることが実証されています。黒大豆や小麦、米ぬかといった穀類を含む原料を米麹で醗酵させた酵素で、機能性物質が多数含まれているのです。

    醗酵食品から摂取することもできますが、熱に弱い酵素は食品として摂取するのが難しくなっており、酵素に特化した食品などを探すのがよいでしょう。

  • アンセリン

    カツオやマグロといった大型回遊魚の筋肉の中に多く含まれていることから、“大型回遊魚が疲れ知らずに高速で泳ぎ回れるカギ”として注目を浴びてきた成分です。

    尿酸に対しては、作られ過ぎることを防ぐとともに、作られ過ぎてしまった尿酸の排泄を促進することによって、尿酸値下降に働きかけると言われています。

    アンセリンが含まれるカツオやマグロ、鮭にはプリン体も多く含まれているので、アンセリンの摂取にはサプリがおすすめです。

  • キトサン

    エビ・カニといった甲殻類の殻や、タコ・イカといった軟体動物の軟骨などに含まれている動物性食物繊維由来の成分です。また、キノコから抽出されるキノコキトサンというものもあります。

    尿酸に対しての効果としては、プリン体を吸着して体外へと排出する作用によって、尿酸値の上昇を防ぐことができると言われています。

  • クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム

    主にレモンやグレープフルーツといった柑橘系フルーツや、梅干しなどに含まれている酸味成分がクエン酸ですが、クエン酸には尿酸値に関する作用はありません。また、柑橘系フルーツには尿酸値を上げる果糖も多く含まれているので直接的な摂取には要注意です。

    クエン酸カリウムやクエン酸ナトリウムが、尿を酸性からアルカリ性の状態へと近付けてくれる作用を持っており、これが尿酸値を下げることにつながると言われています。

    ちなみに、柑橘系フルーツにはキトサンが含まれますが、尿酸値を上げる果糖も多く含まれているので直接的な摂取には要注意です。

  • 発酵大麦エキス

    イネ科の大麦を発酵させてできるのが発酵大麦エキスです。栄養価に優れており、とくに食物繊維が豊富で不溶性も水溶性もバランスよく含まれています。ただ、日常の食事で食べるものではないので、毎日の食事からの摂取は難しいでしょう。

    そんな発酵大麦エキスは、尿中尿酸排泄を増加させることで血中尿酸値が上がるのを抑える効果が期待できるとして、実用化に向けた研究が積極的に行なわれています。

  • 菊花ポリフェノール

    菊の花から抽出される成分。原料メーカーのカネカが、尿酸値上昇を抑える安心・安全な素材を開発するために数百もの植物から機能性成分を抽出して検証し、見つかるに至ったものです。

    体内で産生される尿酸の量を減らす+体外に排泄される尿酸の量を増やす、という2つの作用を持っており、これによって、尿酸バランスを整えて痛風予防に効果を発揮するとされています。